変形性膝関節痛

変形性膝関節痛は、40代以降の人に多く見られ、取り分け女性に多いのが大きな特徴です。
また、変形性膝関節痛は、急激に症状が進むというわけではなく、長い年月をかけて、段々悪化していくケースがほとんどです。

最初に、変形性膝関節痛の症状が現われるのは、膝の違和感です。
ちょっとした動きや、ふとした瞬間に、「膝がだるい」とか「膝の歯車がかみ合わないようなぎこちなさ」などを感じるようになります。
そのうち、朝の起床時に、膝が動かしにくかったり、長い時間座っていると、関節が凝って硬くなることがあります。
このような症状が、程なく治まるのであれば、変形性膝関節痛は、まだ症状が軽い部類でしょう。
この時期は、痛みも、歩き始めた時や、腰を動かし始めた時に感じられる程度です。

変形性膝関節痛の症状がひどくなると、正座した後などの凝って固まった膝の関節は、なかなかほぐれず、可動範囲も狭められてきます。
そして、機械の油が切れたように、ギシギシと軋むような痛みが現れてきます。
動いていると、痛みは一時的に治まりますが、動かし過ぎると、再び変形性膝関節痛の痛みが出てきます。
中には、関節水腫と言って、膝に水が溜まって、膝が腫れてしまう人も見受けられます。
変形性膝関節痛は、O脚の人が罹りやすいのも特徴ですが、病気の進行と共に、O脚はさらにひどくなっていきます。
膝の内側の軟骨が磨り減って、体重が膝の内側にかかってくるため、重心の軸が徐々に内側へずれていくのが原因です。

床に座って足を伸ばした時、膝の裏が床に接しない場合は、変形性膝関節痛の可能性が否定できません。
真っ直ぐに立っているのに、両膝の間がこぶしひとつ以上も離れてしまう場合も、変形性膝関節痛の疑いがあります。
これらのように、膝関節に気になる症状がある時は、専門医での診察を受けることをお薦めします。


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